御仏の教えを具現化してきた真の仏具は、その十数世紀の歴史の中で、
綿々と伝統を受け継いできただけではなく、
時代とともに移り変わる人々の思いや美意識をその意匠に映し出してきました。
過去から現在、そして未来へと永劫に続く仏教の精神を、真の仏具は時の流れの中で具現化しています。
中居堂では厳選した職人により、各寺院様のご要望に伝統技術を駆使し、
御寺院様仏具の制作、御修復をさせていただいております。
内装・仏具などの施行例を一部ご紹介いたします。
平成23年に迎えた「宗祖法然上人800年大遠忌」に合わせ内陣の仏具を新規制作・一部修復させていただきました。
須弥壇は既存のものを取外し新規制作、その他の仏具に関しましては修復し、天板は乾漆仕上とさせていただきました。
品質にこだわり、厳格な製造管理のもと、一品一品手間暇をかけて仕上げました。
特注須弥壇 / 本山型前机 / 華頂型上卓 / 登高座 / 極彩色法隆寺型常花 一対 / 古代型馨台 / 平安型立焼香机 等
東日本大震災により人天蓋が多大な被害をうけたことにより、この度、新規に謹納させていただきました。
東日本大震災により大きな被害を受けて、仏像修復を受け賜りました。
破損部分も多く、一度洗いにかけて制作当時の姿に戻し、時代の経過相応に合わせて、古代仕上に仕上げました。
御寺院様よりご要望をいただきまして、法要で使用する謝拝用の香台を作成いたしました。本漆で施し、プラチナ箔で仕上げた特注品です。
法要記念品等にも多数ご注文いただいております。
昭和43年に謹納いたしました人天蓋を平成元年に総塗り替えをいたしましたが、この度本堂の改築に伴い、二度目の総塗り替えを施し、謹納させていただきました。
観音堂の改修工事に伴い前机を新調。本漆で施し、黒面朱で仕上げ、透かし金具で高級感を出させていただきました。
また、中心には寺紋を入れ、両脇には御堂に烏天狗を祀っていることから羽団扇紋を入れさせていただきました。
東日本大震災により本堂改修工事に伴い、新調いたしました。
特注の銅地消しメッキ仕上とさせていただきました。美しく厳かな雰囲気となりました。
十数世紀にも及ぶ仏具の歴史。その技と心を踏まえながら、
現在を生きる人々の完成に訴えるものを創りだす伝統と創造との調和により、
新たなる古を創り出していく。現代の仏匠が無限に追及する主題のひとつです。
確かな技術と細かな心配りによって魂が吹き込まれる荘厳仏具を御寺院様のご要望にあわせ
制作・ご提供させて頂いております。
寸法 | :3.5寸 |
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寸法 | :3寸 |
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寸法 | :寸8 |
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寸法 | :8寸 |
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▼お店ページのURL
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